テンキーと最上段ではどちらが速いのか?
数字の入力方法としては、キーボードの上段に書いてある数字の部分を打つ方法と、 右端についているテンキーを入力する方法の2つがあります。
上段とテンキーのどちらが速く打てるのかですが、 最終的に極めれば、双方とも凄まじいスコアを出すことが可能です。
数字と言っても、数字だけを打つのか、小数点や記号を含むのかで条件が変わってくるので、 どちらが有利なのかは一概には言えないです。
ただ、数字のみの入力に限るのであれば、使える指数の多い上段の方が、最終的には有利かもしれません。
タイプウェルの数字モードの歴史
数字のタイピングゲームの中で、恐らく一番レベルの高い、タイプウェルオリジナルの数字モードで、 ランキングが開催された初期の頃は、何年もの間、最上段を使用していたMADRIGALさんが1位でした。
またその当時のランキングでは、たにごんさんがテンキーで速かった以外は、 ほとんどの人が最上段を打っていたので、初期の頃は上段が有利と思われていました。
上段有利と言われている中、2003月3月にLISU@BMIIDXさんが、テンキーを使用してMADRIGALさんの数字の記録を抜き、トップに立ちました。 本物のテンキーのスペシャリストの登場により、テンキーの達人はやはり速いと実感させられました。
またLISUさんは、beatmaniaIIDXのゲームで、達人として紹介されるほど有名な人物です。 これは極端な例ですが、beatmaniaIIDXやポップンミュージックなど、 音ゲーをしている人が、タイプウェルでも速い人が多いと感じるようになりました。
その後、現在では773さんが最上段を使用してトップになっています。
テンキーについて
テンキーでは、片手で数字入力に必要なキーが全て揃っているので、 エクセルなどで数字を打つ機会が多い作業では、上段を使用するより楽に入力できます。
また電卓やスーパーのレジなどでも、数字の配列は同じなので、 テンキーが打てるスキルがあると、他の色々な場所で応用ができます。
そのため、もともとテンキーはある程度打てる方が多いかもしれません。
四則演算などの数字の入力作業では、上段よりメリットはありますが、 通常の文章入力の上では、数字をテンキーで打っていると、ホームポジションから大きく手が離れるので、 最上段でも少しは打てるようにする必要があります。
最上段について
キーボードの最上段に位置しているので、通常の文章入力の時にも、いちいちテンキーに移動せずに素早く打つ事が出来ます。
例えば「4年後」と打つときは、4をテンキーで打つよりも最上段で打ったほうが明らかに速いです。そのためワープロ検定など、通常の文章入力では最上段が速い方がメリットがあります。
しかし数字入力が主体の作業では、四則演算などの記号を打つときに、数字を打つ場所から大きく手が離れますし、 シフトが必要な記号もあるので、テンキーと比べると疲労すると思います。
そのため、通常の文章入力が中心なら最上段を。数字だけをメインに打つ機会が多いなら、テンキーを鍛えた方が良いと思います。
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