かな入力とは?
ほとんどの方は、ローマ字入力を使用して文字を打っていると思います。 しかし、ローマ字入力以外にもう一つ入力方法があります。それがかな入力といわれる方式です。 練習すれば、最終的にローマ字入力より文章を速く打つ事が出来ます。
一般的にローマ字入力と比べて1.2〜1.3倍速くなるといわれています。 単純に考えれば1文字打つのに1打鍵で済むようになると思うので、 早さも2倍になると思いますが、ローマ字入力より打つ範囲が広がるのと、 打つ単語によってはローマ字入力より難しいのがあるためです。 例えば「シェアウェア」と言う文字を打つなら、かな入力よりも、ローマ字入力の方が楽です。
それでも総合的に判断すると、日本語入力の分野では、かな入力の方がローマ字入力より速く打てるようになるので、興味ある人はぜひ覚えてみましょう。
ローマ字入力とかな入力との違い
かな入力では、キーボードに表示されている、ひらがなの部分を使います。 ローマ字では、「ASDF」となっている部分を入力すると、かな入力では「ちとしは」となります。
アルファベットではなく、ひらがなを使用するため、ローマ字入力とは違い、全ての段を使用することになります。 覚えるキー数が増えるため、ローマ字入力と比べて習得が難しいと感じるでしょう。
しかし実際のところ、ローマ字入力が打てるのであれば、 かな入力は誰でも打てるようになります。一度キー配列を覚えると、後は手が覚えている感じになります。
覚えるキー数が多いので、最初は覚えるのに苦労しますが、かな入力で一番大変なのはその最初の部分です。 そこを越えれば、後はローマ字入力を速く打つための練習と比べると、かなり楽に成長していきます。
かな入力向けのキーボードを選ぶ
かな入力では、ローマ字入力では使用しない右端の段や、シフトキーを使います。 そのため、省スペースのキーボードでは、シフトキーが小さかったり、 右側のキーの大きさが小さくなっているキーボードがあります。
このようなタイプのキーボードで、かな入力を使うのは無謀なので、 外付けキーボードなどを用意した方がいいでしょう。かな入力のことを考えて作られていないので、かな入力では打てません。
お勧めのキーボードについては、東プレリアルフォースの紹介で説明しています。 かな入力のことも踏まえて紹介しているので、この講座で紹介しているキーボードは、かな打ちにもお勧めです。
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