美佳タイプとタイプウェルを使って練習
前回の講座で、タッチタイピングを習得するために、必要な練習方法を紹介しました。今後もタイピングゲームを使って練習していきます。
タイピングゲームを使って練習する理由は、自分の今の能力が目で見て分かる点や、スコアを争うゲーム的な要素もあり、成長する一つの要因にもなるからです。
今回のタイピング講座では、美佳タイプとタイプウェルの二つを使いますが、より面白いソフトがあれば、そちらでも構いません。自分で打鍵トレーナーを設置して練習すると言うのも、一つの方法です。
美佳タイプの練習モード
◆「ポジション練習」
◆「ランダム練習」
◆「英単語練習」
◆「ローマ字練習」
美佳タイプでは、上記の4つのモードがありますが、最初に使うのは「ポジション練習」。タッチタイピングが出来るようになったら、次の「ランダム練習」。そして「英単語練習」と「ローマ字練習」へ進んでいきます。
ランダム練習は、ある程度打てるようになれば練習しなくても良いのですが、参考までにホームポジションの最高記録は、MADRIGALさんが記録した「619.8文字/分」です。ちなみに私はMADRIGALさんの半分程度のスコアです(笑)
美佳タイプで一番使用するモードが、恐らくローマ字練習です。ランダムはその名の通り、まったく単語になっていない文を打つので、これは飛ばしてもらって結構です。もちろん練習しても構いませんが、打てなくても特にデメリットはありません。
単語練習では「いそがしい さようなら たいせき」と言った感じで、単語+スペースの形で出題されます。スペースを使うので、変換する際の練習にもなります。私も最初の頃は、このモードを中心に練習していました。
美佳タイプの欠点
ここで紹介した美佳タイプは、素晴らしいタイピングゲームですが、唯一欠点があるとすれば、「ん」を打つ際に、NN入力が固定だと言うことです。つまり「ん」を入力するのに、必ずNを必ず二回押さないといけないのです。
例を挙げるなら、「れんらく」と言う文字を打つ時は、「renraku」で構いません。実際に打って確認してみてください。実用では、Nの後に母音が続かない時は、Nは一回押すだけで構いません。しかしこのソフトでは、「rennraku」と入力しないとミス入力扱いされます。そのため、実際の入力では正解なのに、ミス扱いされるといった、おかしい点が出てきます。
しかし最初のうちは、Nは1回、これは2回で分けるのは混乱するかもしれませんので、あまり気にする必要は無いかも知れません。
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