無理に小指で担当させる必要は無い
これはローマ字でもそうなんですが、最適化という方法があるからです。
例えば通常の教え方なら、右手小指で12個のキーを担当させることになっていますが、 これは決して良い方法とはいえません。例えば「ぽ」なら中指、薬指。「゛」「゜」を打つときも、 中指や薬指を使った方が打ちやすくなったりします。
もちろんホームポジション通りに打ち速い人もいるので、難しいと思うのであれば小指で打っても構いません。 ただ、運指範囲が全段なので多少最適化を考えないと、速く打とうと思うにつれて辛くなるかもしれません。
無理にホームポジションを意識せず、自分なりに打ちやすい方法で打っていく方が良いと思います。かな入力では、標準通りに打つと、むしろ難しいケースが多いです。
右シフトは無理に使わなくても良い
かな入力では「ゃ、ゅ、ょ、っ」など小文字を打つ時は、シフトキーを使って入力します。 シフトキーは左右両方にありますが、絶対に両方を使わないといけないと言うことは別に無いのです。
かな入力が打てるトップクラスの方の意見を聞くと、両方のシフトを使っている人は意外に少なく、 むしろ左のシフトしか使っていない人が多かったりします。
両方使えれば器用なのかもしれませんが、 左シフトだけに専念しても問題はありません。左シフトしか使っていない人が、かな入力のスペシャリストと言う実績もあるので、右シフトを使わなくても、心配は要りません。
かな入力向けのタイピングゲーム
かな入力に対応しているタイピングゲームは、ローマ字入力の対応と比べると、非常に少ないです。
代表的なのは、美佳かな、タイプウェル国語K、WeatherTyping、タイピング・オブ・ザ・デッドなどがあります。最近は、WeatherTypingのWTロビー出身者で、かな入力が速い人が多いです。
打鍵トレーナーでも、ローマ字入力を設置してある場所は数多くありますが、かな入力に限定すると非常に数が限られます。
かな入力に存在するシフト問題
かな入力では、シフト問題と呼ばれるものがあり、シフトを押しながら打つと、通常の文章を打つときには問題ないのに、ゲームではミス判定になることです。
ある程度かな入力を打っている人ならこの問題は分かるかと思いますが、
「ふぃ」を打つ時に「2E」ではなく「"E」。
「ふぁ」を打つ時は「2#」ではなく「"#」。
「でぃ」は「w@E」では無く「W`E」
これらの単語では、事前にシフトを使ったほうが速く入力出来ます。 例えば「ファンファーレ」を打つなら、「2#y2#\;」よりも「"#Y"#\;」の方が明らかに速いです。
製作者がかな入力のことを知らないと、 こう言った問題が起きてしまいます。
実際には間違っていないのに、ゲーム上ではミス判定とされるので、 かな入力者にとっては、納得がいかない部分だと思います。
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