代表的なワープロ検定に関して
ある程度タイピングを練習した方なら、ワープロ検定などの資格にチャレンジすると良いと思います。 これは資格を持っていると履歴書に書く事ができますし、 タイピングが速いことを一般の人に証明することが出来ます。
ワープロ検定の中で、特に有名だった日商文書技能といわれる検定があったのですが、こちらは平成18年3月をもって実施が終了したので、 それ以外の資格を紹介していきます。
履歴書の資格欄に役立つワープロ検定
ワープロ検定の公的資格としては、この日本語ワープロ検定試験が、もっともポピュラーな資格だと思います。 受験資格に制限は無いので、誰でも受けることが出来ます。基本的に団体受験が原則です。
受験料は良心的で、4級だと1,500円。1級でも3,000円で受験が出来ます。 さらに上の初段もありますが、こちらは5,000円必要になります。
初段だけ難易度が高くなっていますが、高速タイパーなら速度部門はまず問題ありません。 ワープロ検定で重要なのは、ワードなどを使いこなせる能力です。
試験問題のサンプルもあるので、どんな感じの試験なのかを知ることが出来ます。
全国商業高等学校協会。通称「全商」が主催しているワープロ検定です。かつてはワープロ実務検定試験という名でした。
こちらも有名なワープロ検定であり、私が持っているワープロ検定は、この全商のワープロ検定になります。 入力速度部門とワードを使った表の作成があります。
1級から4級まであり、ビジネス文書部門(筆記・実技)と速度部門(実技)で評価が決まります。 この検定の特徴として受験料が非常に安いです。他の検定と比べても非常に良心的な値段となっています。
そして就職でも使える資格なので、高校生であれば是非とも取っておいた方が良い資格です。 これだけ安く受験できて、履歴書には1級と書けるので、かなりお得なワープロ検定です
タイパー&タイピスト向けの検定
入力速度には自信を持っているけど、普通のワープロ検定じゃ難易度が低いから・・・と思っている人に最適なのが、このパソコンスピード認定試験です。
日本語と英文の2種類があり、それぞれ受験料は1,200円となっています
入力速度部門をレベルアップしたような感じで、1級が10分で1,000文字以上の入力。 初段は1,500文字以上の入力で認定されます。通常のワープロ検定では、1級の基準は大体800文字前後です。
毎日パソコンコンクールは、一般の人でも参加できる、全国規模のパソコン入力コンクールです。
Qwerty配列とJISかな配列でしか参加できませんが、それでも大会のレベルは非常に高いです。テレビに出演していた隅野貴裕さん(Pocariさん)はこの大会を6連覇しており、タイピングゲームで上位の人たちが多く参戦しています。
検定の基準は大会が開催されるごとに細かく変更されますが、もっとも難しい10段に関しては、数あるワープロ検定の中で一番難しいレベルでしょう。
タイピングの入力速度を決める全国大会というのは、この毎日パソコンコンクールが唯一の大会なので、自分のタイピングの実力を試す事が出来る退会となっています。
上記のワープロ検定とは少し違い、10分間で2000タッチを目指す検定です。 合格、不合格という判断ではなく、入力した文字数によって認定する方式となっています。
験内容はアルファベット、数字、記号が合計2000文字出題されます。 2000文字を入力出来れば「ゴールドホルダー」と言う称号がもらえます。
難易度はタイピングの熟練者ならそんなに難しくはありませんが、 小学生でも頑張れば取得できる資格ですので、 初めて挑戦してみる検定としては良いかもしれません。
同じく日商が主催している検定です。 キータッチ2000より難しいレベルの試験と位置づけられており、 試験の難易度は他の資格に比べて高めになっています。
試験内容は日本語、英語、数値の3科目があり、 それぞれ最高がSから最低のDまで分けて評価されます。
全てでSランクを取れれば「ビジネスキーボードマスター」の認定書がもらえます。 日本語と英語も確かに難しいですが、それよりも数値でSを取る方が遥かに難しいです。 最終的に全Sを取れるかは数字にかかっていると思います。
全Sを取得するには「日本語」「英語」「数値」と幅広く練習する必要があります。
タイピングの速度以外に、ワードを使いこなせる能力も必要
タイピング速度に関しては、タイピングゲームだけでも十分問題はありませんが、 筆記試験やワープロ検定でのビジネス文章作成に関しては、 検定用の参考書を買ったほうが分かりやすいと思います。
ビジネス文章を作成するワープロ検定では、ワードの知識も要求されますので、 もしワードの使い方を知らないのであれば、参考書を探すなどして一緒に覚えておきましょう。 ワードの操作方法は、覚えておいて損はありません。
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