ランキングで上位を目指すために必要なもの
ランキングでトップクラスの成績を残している人なら、当然みんな負けず嫌いだと思います。 速くなるためにはこれは非常に大事な気持ちです。 自分だけの記録だけを考えるなら、今の成績には十分満足できるレベルかと思います。
しかし満足できる成績だとしても、まだランキングでは上の人がいたり、 ライバルと思っていた人に抜かれたら、負けたくない気持ちでさらに練習すると思います。 ライバルの存在は自身の能力を向上させるのに非常に重要です。
ライバルがいれば、今の記録に満足していても、 抜かれたのでまた抜き返すために練習しようと思うようになるので、 練習へのモチベーションを維持できる大きな理由にもなります。
例えばインターネットのランキングが無かったり、 刺激を受けるライバルがいなかったりすれば、私自身ここまで速くなる前に、自分の成績にとっくに満足していたでしょう。 負けたくないという気持ちはそれくらい重要なのです。 速くなりたいという向上心をずっと持ち続けるのも、最終的に非常に大切なことです。
才能の差であきらめている人は大きな間違い
自分より圧倒的に速い人のことを才能の差とか、あるいは天才だからと表現する人もいますが、 そう考えているのなら、考えを改めるべきでしょう。
そのように考えてしまっては、最初からその人に降参しているのと同じなので、 いつまで経っても追いつくことは不可能です。 気持ちで負けているんですから、練習したところで追いつくはずがありません。
いつか追いつければいいなと思っている人と、いつかは追い抜いてみせる!と言う気持ちを持つ人が二人いたら、 最終的に追いつけるのは後者の方でしょう。 前者は目標と言うより夢物語なので、後者の強い気持ちと比べれば、気持ちの差が歴然です。
あきらめずに強い向上心を持っている方が、実際にランキングではトップクラスになっています。 負けた数は気にする必要ありません。むしろ糧にして頑張ることが出来るかが重要です。 e-typingで最高成績を出している、あきうめさんでさえ、e-typingのランキングで負けたことはあるのですから。
ランダムや全てのキーが苦手な人へ
タイピングゲームの中に、タイプウェルオリジナルと呼ばれるソフトがあります。
このソフトはアルファベットのランダムや、全てのキーと呼ばれる記号を打つタイピングソフトなので、 ローマ字入力は得意だけど、記号の配置はいまいち分からない人にとっては、地獄のようなタイピングソフトです。
おそらく、ほとんどの人がタイプウェルオリジナルに関しては、諦めている人が多いでしょう。 ランキングで上位の方の成績を見てみると、さすがに才能の差だなーと思うかもしれません。
そこで、タイプウェルオリジナルで長年1位だった、MADRIGALさんが言っていた言葉があります。
「人に才能云々言う前に、7時間続けてオリジナルの練習をしてみろ」
オリジナルが苦手だと言っている人で、この言葉の通りやっている人は誰一人いないでしょう。 長らくランキングで1位だった人の言葉なので、私が言うよりも遥かに説得力があります。
何事もそうですが、どんなことでもうまくなる為には、練習する(努力する)と言うのが一番大事なことです。 ランキングでトップクラスの実力を持っている人は、努力と練習を重ねてきたからこそ、トップクラスの成績を残しているのです。
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