キーボードの選び方
タイピングをするためのキーボード。それは練習する上で一番大事なアイテムです。キーボードにも様々な種類がありますが、 どれも似たような感じで、どれが良いキーボードなのか分かりにくいです。まずはキーボードの選び方について説明します。
メカニカルタイプは選ばない
打つたびにカチカチと音がするタイプのキーボードです。このタイプだと打鍵音が非常に大きいため、静かな環境で打つ必要がある時や、タイピングゲームをプレイするには、非常に使いにくいキーボードだからです。
スペースの長さに注目
スペースを押すのは、基本的に親指だと思いますが、それが右手で押すのか左手で押すのかで、 スペースの位置が大変重要になってきます。
右手で押す人なら、スペースの長さは当然N、Mの下位まで伸びているタイプのキーボードの方がいいです。スペースの長さは結構まちまちなので、購入する際には注意した方が良いでしょう。
シフトキーに注目
かな入力を使用する人なら、特に重要なポイントです。コンパクト型のキーボードだと、シフトが小さくなってたりします。当然小さくなると打ちにくくなるので、出来るだけ通常のタイプを選ぶべきでしょう。
またキータッチが軽い方が、小指で打つ時に楽になります。かな入力や英語を入力する人なら、シフトキー次第で、そのキーボードの評価に大きく影響してきます。
「ひっきりなしに」と打ってみる
一番重要なのは、実際に打ってみて、打鍵感触を確かめることです。店によっては体験できる場所があるので一度試し打ちしてみましょう。さすがにパソコンに繋げてタイピングゲームで練習するのは、無理だと思いますので、打ちやすいか判断する方法があります。
次の文章の「ひっきりなしに」を打ち、打鍵感触を確認して下さい。ローマ字入力では、これを打つ時「hikkirinasini」と、同じキーを連続して打ちます。普通に打っても打ちにくい「ひっきりなしに」が、打ちやすく感じれば、打鍵感触は良いと思います。
打ちにくい単語を打って、打鍵感触を確認すると言うのは、キーボードを選ぶ際の一つの方法です。デタラメに乱打するよりも、感触が分かりやすいです。
ちなみにこの方法は、たにごんさんが過去の日記に書かれていた意見です。
高速打鍵に対応していること
例えどんなに打鍵感触が良くても、どんなに素晴らしい作りだったとしても、これが対応していなければ、タイパーからの評価は最低なキーボードに変わります。
ある程度タイピングが速くなると、複数のキーを同時に叩くことが多くなります。その同時押しの際に、2つ以上のキーを押したとは認識されず、1つのキーしか打ってないと判断されることがあります。
こうなると正確に打っているのに、ミス入力扱いになってしまいます。これはもうキーボード上の欠陥なので、どうすることも出来ません。これを確かめるには、実際にPCに繋げて打ってみないと分からないので、それらの問題が無く、高速タイパーの使用実績があるキーボードのみを、次のタイピング講座で紹介しています。
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